健康コラム

こころの病についての書籍紹介

こころの病についての書籍紹介



私も医療人として医療関係の書籍や映画ドラマなどを観る、読むことが多いのですが、
そんな中で最近、観たノンフィクションですごく考えさせられる作品に出逢いました。

題名:『どうすればよかったか?』
監督:藤野知明 

統合失調症の症状が姉にあらわれたとき、精神科から姉を遠ざけてしまった医師でもある両親。その態度に疑問を持った弟が、20年にわたって家族にカメラを向けたドキュメンタリー。カメラを通して家族との対話を重ね、社会から隔たれた家の中と姉の姿を記録した。監督は、「アイヌプリ埋葬・二〇一九・トエペッコタン」「とりもどす」などアイヌをテーマにしたドキュメンタリーを手がける藤野知明。2023年山形国際ドキュメンタリー映画祭日本プログラム上映作品。

面倒見がよく、絵がうまくて優秀、両親の影響から医師を志し、医学部に進学した8歳ちがいの姉が、1983年頃、事実とは思えないことを叫び出した。統合失調症が疑われたが、医師で研究者でもある父と母はそれを認めず、精神科の受診から姉を遠ざけた。その判断に疑問を感じた弟の藤野知明は、両親に説得を試みるも解決には至らず、わだかまりを抱えながら実家を離れた。映像制作を学んだ藤野は、姉が発症したと思われる日から18年後の2001年から、帰省する度に家族の姿を記録しはじめる。一家そろっての外出や食卓の風景にカメラを向けながら両親の話に耳を傾け、姉に声をかけつづけるが、状況はますます悪化。両親は玄関に鎖と南京錠をかけて姉を閉じ込めるようになり……。

藤野監督はこの25年間を失敗例だと語っています。
でも、全員が家族を愛し家族のために何とかしなければと一生懸命だったと感じました。
もしこの書籍を読む機会があったら、あなたの身近な方と感想、意見を話合ってみて
はいかがでしょうか。

健康コラム

  • https://www.koshokai.or.jp/aino_hanazono/data/pages/00/00/00/27/83/837197810af629507bc66c4cd4f6ffac-1793711211.jpg

    認知症カフェってどんなとこ?

  • https://www.koshokai.or.jp/aino_hanazono/data/pages/00/00/00/27/24/70306064af729c5af5990213917a032b-1785983113.jpg

    モヤモヤしたら、話してみよう!心が軽くなる「言葉のチカラ」

  • https://www.koshokai.or.jp/aino_hanazono/data/pages/00/00/00/26/29/bb28c113880cc827b0cf422b3191f0c4-1779088664.jpg

    精神科を受診することについて