診療科・部門
認知症疾患医療センター
診療科・部門
Department
当院は大阪府から指定を受け、令和8年4月1日より認知症疾患医療センター事業を実施することとなりました。認知症疾患医療センターは、保健医療・介護機関等と連携を図りながら、鑑別診断、急性期医療、専門医療相談等を実施するとともに、保健医療・介護関係者への研修等も行います。また地域において認知症に対して進行予防から地域生活の維持まで、必要となる医療を提供できる機能体制の構築を図ることを目的としており、大阪府より指定された病院が業務を行うこととなっています。
認知症疾患医療センターでは、認知症に関する専門知識を有するスタッフを担当として配置し、ご本人やご家族、関係機関からの認知症に関する医療相談を受けています。
基本的には電話相談ですが、院内の相談窓口にて相談を受けていただくことも可能です(その場合は事前に 0120-113-765(いいみなろうご)【認知症疾患医療センター】 までお電話ください)。
認知症専門医療相談では、以下のご相談に対応しています。
当院では認知症疾患医療センターの精神保健福祉士、看護師等による事前面接、臨床心理士による認知機能検査、脳神経内科、精神科の専門医による診察を行います。専門医が必要と判断した検査終了後に認知症の鑑別診断と重症度、生活障害や行動・心理症状や介護状況などを評価し、結果を説明します。その後、ご本人、ご家族と医療者で治療方針を決めていきます。
必要時には関係機関と情報の共有化を図り、医療・福祉・介護の支援に結び付けていきます。診断後は、地域の医療機関(かかりつけ医)と連携を図り、日常の診療は地域の医療機関(かかりつけ医)が担当することが基本となります。
認知症の人の身体合併症及び精神症状の治療については、当院の一般病棟又精神病棟で対応いたします。当院で対応できない場合は、地域の認知症に係る専門医療機関、一般病院や精神科病院等と連携を図り、地域全体で受け入れる体制をつくっていきます。
認知症の人や高齢者の支援を行っている方を対象とした研修会を開催します。また、市民の方への公開講座も行います。
医療機関、地域包括支援センター、介護施設、行政機関などの多職種で構成された連携会議にて、医療と介護の連携や地域における課題についての検討を行います。
ご本人やご家族が、認知症(軽度認知障害も含む)診断後であっても、今後の生活や認知症に対する不安を軽減し、引き続き安心した日常生活を過ごせるよう、地域の医療機関(かかりつけ医)や地域包括支援センター等の地域の関係機関と連携しながら、相談支援を行っていきます。また、本人、ご家族を対象とした交流会も開催します。
アルツハイマー病の抗アミロイドβ(抗Aβ)抗体薬に係る治療に際して、ご本人やご家族からの当該治療についての相談対応・支援、地域の医療機関からの相談対応を行っています。
また、地域の医療機関等と連携し、アルツハイマー病の抗Aβ抗体薬に係る治療の適応外となった方への支援等も行います。
認知症疾患や認知症ケアについての正しい情報を知って頂くために、パンフレットやホームページを作成しています。
ご本人やご家族から同意が得られた場合、必要に応じて地域包括支援センター等へ情報提供を行います。また地域包括支援センター等からはご本人に関する情報提供及び相談を受けるなど、医療と介護の連携を強化するための活動を行います。