平成22年4月1日より、今までの非常勤体制から常勤医1名と非常勤2名(外来)の体制になりました。 当院が、精神疾患や認知症の患者が、圧倒的に多いことから当科では、入院、外来とも高齢者が多く、 しかも皮膚病を合併しておられる方が、7割をしめております。当科の診療は、主に院内あるいは 介護施設や老健施設からの紹介でなりたっております。疾患の対象としましては、疥癬と湿疹の鑑別、 良、悪性腫瘍の鑑別、褥創および難知性潰瘍の治療、帯状疱疹の診断と治療、ウイルス性いぼ、うおのめ、 たこの治療、肥厚した爪白癬の処置、などがあげられます。当院には、非常勤ながら形成外科医がおりますので 深い褥創の治療、手や陰部など処置しにくい場所にある皮膚腫瘍の切除については相談できるシステムもございます。 また、当院は、ほぼすべての科をそろえており、専門外来も多いので難治例も院内で処理できます。 将来的には、光線関連の機械を導入し、治療の選択肢をふやしたいと考えております。
医長 窪田正昭