当院は2005年12月に日本最古のため池のある、大阪狭山市の狭山池のほとりに、内科療養病床と精神病床とが合併してできた病院です。
今後、日本は急速に少子高齢化の社会になっていきます。高齢者、認知症の医療の課題もあり多様な身体疾患のケア、精神と身体の両面からの
ケアが重要になってきます。青葉丘病院の特徴を生かし、また《病める人々を医やすばかりでなく慰めるために》の理念のもとに看護の専門職
としての自覚と誇りを持ち、患者様の立場に立った適切で優しい看護の提供、安全で、安心のできる療養環境をつくる事に日々努力しています。
看護理念
- 病院設立の理念「病める人々を医やすばかりでなく、慰めるために」を基盤とし、社会の変動、医療の進歩に伴いその要請に応じた看護を提供します。
- 看護の対象である人(人間)の理解を基本に患者・家族の立場に立ち、その信条、人格、権利を尊重します。
- 専門職者として常に質の高い知識・技術を用い思いやりのある看護を提供します。
看護方針
- 患者さんの個別性を重視し、柔軟性のある看護を提供する。
- 地域住民及び地域医療との連携をはかり、信頼される看護を実践する。
- 看護研究、学習活動を通し看護の質の向上を目指す。
- 看護職員個々の人間成長や個別性を重視した人材育成をはかり、職業人としての能力の開発に努める。
看護体制
内科 | 1 病棟(障害者施設等10対1入院基本料) 54床 | 看護 | 10対1 |
---|---|---|---|
5 病棟(療養病棟入院基本料1) 270床 | 看護 | 20対1 | |
看護補助 | 20対1 | ||
精神科 | 3 病棟(精神病棟15対1入院基本料) 177床 | 看護 | 15対1 |
看護補助 | 30対1 | ||
3 病棟(精神療養病棟入院料) 180床 | 看護 | 30対1 | |
看護補助 | 30対1 |
勤務体制
【 2交代制 】
- 日勤 8:45 ~ 17:00
- 夜勤 16:30 ~ 9:00
※ 病棟の機能により早出、遅出あり
ワークライフバランスの充実
多様な働き方ができるようにすることで、育児しながらでも働き続けられる環境づくりに取り組んでいます。
完全週休2日の年間休日125日と充実しているため、長期休暇取得も可能です。
院内研修も、時間内で行うようにしているため、残業はほとんどありません。
看護師免許取得希望者には、奨学金制度もあります。
教育研修体制
教育方針
病院の基本理念に基づき、精神と身体両面からの看護が実践できるとともに、社会人としての資質の向上にも努められる専門職業人を育成します。
教育目的
- 病院理念に基づき、看護専門職として、看護実践能力向上のための支援をする。
- 自己啓発を支援して、根拠に基づいた看護が実践できる看護職の育成をする。
教育目標
- 教育プログラムの技術項目の実践で、基礎的な知識・技術が習得できる教育環境を整備する。
- 教育担当者だけでなく看護職員一人一人が、自身の教育的役割を自覚して行動する。
教育システム
【 委員会の体制 】
- 看護部長が、病棟師長(内科・精神科から1名ずつ)から新人教育担当者会の担当師長を選出し、その担当師長が新人教育担当者会を総括する。
- 主任会において、病棟主任(内科・精神科から1名ずつ)から新人教育担当者会の担当主任を互選し、その担当主任は、担当師長の補佐をする。
- 病棟師長が、病棟から1名ずつ新人教育担当者を選出し、その担当者は委員会の出席ならびに病棟での新人教育実施者の指導をする。
- 毎月第4週の水曜日15時から、新人教育担当者会を開催する。
【 教育プログラム 】
- 新人看護師は内科病棟を中心に配属し、技術項目の見学・実施が多い環境にしています。精神科配属で見学・実施が少ない場合、担当者同士で情報を共有して、見学・実施ができるようにしています。
- 年間計画を立案し、毎月第4週の水曜日の13時または13時30分から、集合教育を開催しています。
- 大阪府看護協会の多施設合同研修に、毎年複数名が参加しています。
- 南河内看護管理者会「新人看護職員研修会」に、毎年複数名が参加しています。