研究班の紹介
咀嚼・嚥下研究班
病棟単位での口腔ケア充実の試みから始まった咀嚼・嚥下研究班。2006年から活動を開始し、歯科医師・歯科衛生士・栄養士をはじめ多職種で患者様の口腔機能の改善に取り組んでいます。 毎月のミーティングでメンバーのスキルアップを図り、掲示ポスター「もぐもぐごっくん通信」の作成や、口腔体操、マッサージのDVD製作等の活動を通し、口腔ケア技術の普及を目指しています。 積極的な言葉かけ、関わりを繰り返し、患者様が主体性を持って口腔ケアを続けていける様に。
チーム医療研究班
チーム医療とは、ひとりの患者に複数の医療専門職が連携して治療やケアにあたる事です。 藍野花園病院のチーム医療研究班は2006年に発足しました。現在当院では医師、薬剤師、看護師、検査技師、作業療法士、精神保健福祉士、栄養士が所属して連携・協働できるよう 病院全体をサポートしその結果、患者様により良い医療を提供しています。 情報の共有化はもとより、学会や勉強会などに参加し、チーム医療について最新の知識や情報を得て、他院ではない花園病院らしさ「対話・励ましの名人に!」 を加え、チーム医療の発展を目指しています。
災害医療・防災対策研究班
災害医療・対策研究班は通称「災害研」と呼ばれています。
一医療機関として、大災害時の対応が可能な体制を準備し、被災者の援助を行えるようにしたい。入院患者、通院患者、職員及びその家族のみならず、地域の被災住民に対しても貢献できる事を目的としている研究班です。
災害研の活動内容として5つの柱があり、①災害マニュアル・ガイドライン作り、②広報活動、③災害・防災教育、④地域交流・訓練、⑤災害支援があります。
災害マニュアルについては現在どのように進めていくか検討中で、広報活動は災害研の活動内容などを主とした新聞を発行したり、年度末に院内研究発表会で1年間の活動報告をするなどを行っています。災害・防災教育では研修に出掛けたり、頻度は多くありませんが院内教育で知識の伝達を行っています。災害研で1番力を入れているのが、地域交流・訓練になり、院内の消防訓練運営と、地域防災訓練を行っています。
食の研究班
人が生活していく上で「衣食住」は欠かせません。なかでも「食」は、単に栄養の補給ばかりでなく、それ自体が楽しみであったり、人付き合いを深めたりするなど、生活の豊かさにもつながってきます。食の研究班では、患者さまの食生活を支援するためにさまざまな取り組みをしています。
・ 料理が苦手な患者さまに!『簡単レシピ集』の作成
・ 一人暮らしを始める患者さまに!『始めよう!新生活』の作成
・ メタボリックシンドローム予防対策・・・など
メンバー:看護師、管理栄養士、精神保健福祉士、事務員、作業療法士、臨床心理士など
夢フォーラム
「夢フォーラムとは毎月一回、病院の新築を前提に現場の意見を取り入れ、要望をまとめ話し合いをする研究班です。 メンバーは川島院長(医局)、越智(看護師長)、吉田(看護師長)、夏掘(OT課長)、鏡堂(准看護師)、田中(医事課)、原口(栄養課)、斉藤(看護補助)の8名で活動しています。 夢フォーラムは夢の第一歩を語り合う場です。最終的には全職員がこのフォーラムに参加して、夢を語り合う場になって欲しいと考えています。 この藍野花園病院を「最高な病院」と思えるような病院していくことが、われわれの最終目標です。 皆様のご理解、ご協力よろしくお願いします。
CVPPP普及研究班
CVPPP普及研究班では暴力に対する考え方から、相手が興奮、また暴力に至った時、その後に対しての関わり方を職員全員が学び、専門的技術を習得していくことを目指しています。
世間では、精神科=暴れる患者さんがいる。怖い。というイメージはまだまだ強いですが、今や医療の現場における「暴力」とは一般病院や老人保健施設でも頻繁に取り上げられるようにもなっています。
大切なことは被害者にも加害者にもならないということです。
この活動を通して、働きやすい職場づくりを皆で取り組んでいきたいと思います。
CPCR研究班
僕たちCPCR研究班は院長、看護師9名、介護福祉士1名の計11名で活動しています。 毎月1回救命講習会を開催しており、一時救命(BLS)、二次救命(ACLS)、異物除去、気管挿管の4つの項目を年3回ずつローテーションで行っています。 院内での講習会以外にも、地域イベントに救護班として参加、消防署と連携した地域防災訓練の開催など院外での活動も活発的に行っています。 熱意と活気に溢れた研究員達で、経験年数・職種問わず誰もが分かりやすく学べ、自信がつく講習会を実現し、院内の救命率をあげています。