ME機器センター

当院ME機器センターでは

①ME機器の中央管理業務 ②血液浄化業務 ③呼吸療法業務を中心に職務を遂行しています。

①ME機器の中央管理について

院内で使用される医療機器の清拭・貸出業務・使用後点検・操作に疑問が生じた時やトラブルが生じた時の対応・故障や故障が疑われる場合の点検・部品管理・メーカーへの修理依頼・各種取扱い勉強会開催等を行っています。

また、購入から廃棄までの経過を見続け、その中で得られた情報や経験を新たな機器購入の際の大切なデータとして、活用しています。

医療スタッフが“医療機器をいかに安全に使用できるように、操作方法を自然に受け入れていただけるように”ME全員が、心から対応しています。

②血液浄化業務について

当院の特性から精神科疾患や認知症を伴った患者様に対しての透析治療という大きなテ-マがあります。

意思疎通をとることが困難な場合、やむを得ず手足の拘束や薬剤投与まで必要な場合もあります。一般患者様と上記患者様とを分け隔てなく、安全に治療を施行することは簡単ではありません。

真のチーム医療が成立してこそ可能だと思います。その中の一端をMEとして、担っています。

また、治療機会は少ないですが、血漿交換・吸着療法・腹水濃縮等の血液浄化も行っています。

③呼吸療法業務について

呼吸器は24時間絶えず作動します。日常点検・定期点検なくして、患者様に安全な治療は提供できません。

常時20台前後の呼吸器が稼働している中で、貸出業務、巡回点検、定期回路交換や呼吸気ごと交換を施行しています。使用後点検や定期点検も行っています。

トラブル時には、いつでも対応できる体制をとっています。

上記業務以外にも系列病院においても、ME機器管理業務や呼吸療法業務を現場スタッフと協力して行っています。

小さなMEチームですが、個々にとても個性が豊かで、笑いが絶えない(時にうけない)メンバーが揃っています。