耳鼻咽喉科

耳鼻咽喉科で扱う病気

耳鼻咽喉科で扱う領域は、耳、鼻、のど、顔面、頸部(くび)と広範囲であり、首から上の脳、眼、歯、頸椎以外のすべての部位といえます。聴覚(聞く)、嗅覚(におう)、味覚(あじわう)、平衡感覚(バランスをとる)といった感覚も扱います。

耳鼻咽喉科領域の異常から、体の病気が見つかることがあります。また最近では、難聴や嗅覚障害が認知症の発症と関係することもわかってきています。

当科では、めまい、難聴、耳鳴り、中耳炎、外耳炎、顔面神経麻痺、花粉症、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、嗅覚障害、口内炎、扁桃炎、声がれ、嚥下(のみこみ)障害、首のはれ、頭頸部がんなどを扱っています。難聴でお困りの方には、補聴器についての相談もお受けしています。

また、当院にはCTやMRIといった放射線の診断装置が揃っており、検査までの待ち時間も少ないのが特徴です。

手術や精査が必要な方は、主に大阪医科大学附属病院に紹介しています。もちろん患者さんのご希望があれば、他の病院への紹介も可能です。

現在は医師2名のほか、大阪医科大学からの医師2名で診療を行っています。

お困りごとのある方はお気軽にご相談ください。

当科の特色

めまいの診断・治療

めまいは内耳の半規管(三半規管ともいわれます)から起こるものが多いのですが、患者さんのめまいは多様なので、常に脳や全身から起こるものにも注意を払っています。めまいのうち多いものとして良性発作性頭位眩暈症という、主に寝床で頭を動かすと30秒くらいの強い回転性めまいが起こる疾患があります。仕組みの分かっていないめまいが多いのですが、このタイプだけは、眼球の回り方から原因となっている半規管を探して、短期間で直す治療を行っています。かなりの方が翌日からめまいがなくなります。(担当者:野村)



鼻づまりの治療

鼻づまりがひどく一般的な薬物治療を行っても改善が得られない場合に、レーザーで鼻粘膜を焼く手術がありますが、それとほぼ同じ効果を上げる方法として、特殊な薬品で粘膜を焼く治療を外来で行っており、簡便でよい効果が得られます。鼻の粘膜に麻酔薬を塗ってから行いますが、痛みも出血もなく、鼻の中の詰め物も不要です。ただし炎症が取れて鼻づまりがよくなるのに2週間位はかかります。(担当者:野村)



嚥下(のみこみ)の検査・リハビリテーション

リハビリテーション科と協力し、嚥下障害(食事がのみこめない、むせるなど)の患者さんに対して外来で嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査を行い、嚥下機能の評価をしています。その結果をもとに嚥下障害の原因や病態を分析し、生活指導や嚥下リハビリテーションを行います。(担当者:合田)



アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法)

アレルゲン免疫療法(舌下免疫療法)は、アレルギーの原因である「アレルゲン」を少量から投与することで体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法で、一般的な薬物療法を行っても十分な効果が得られないスギ花粉症またはダニ(ハウスダスト)アレルギーの12歳以上の患者さんに有効です。この治療では、最低でも2年間は毎日自宅でアレルゲンを服用する必要がありますが、約8割の方でアレルギー症状の緩和や、抗アレルギー薬の減量が可能になるなどの効果が得られることがわかっています。当科では、スギ花粉症やアレルギー性鼻炎でお悩みの方には、舌下免疫療法以外にも、一人ひとりに最適な治療法をご提案しています。(担当者:合田、野村)



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医師 野村 公寿

  • 日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医
  • 日本めまい平衡医学会認定 めまい相談医
  • 日本アレルギー学会認定 アレルギー専門医(耳鼻咽喉科)


医師 合田  薫

  • 日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医
  • 日本耳鼻咽喉科学会認定 補聴器相談医