膠原病外来

膠原病は原因不明の自己免疫疾患で、全身のあらゆる臓器を障害します。代表疾患として関節リウマチがあり、 日本人ではおよそ0.6 %(1000人に6人)以上の有病率と言われ、無治療で放置すると関節が破壊、変形していきます。

その他にも、全身性エリテマトーデス、全身性硬化症、シェーグレン症候群、皮膚筋炎・多発性筋炎、 血管炎などがあり、さらに類縁疾患としてベーチェット病、強直性脊椎炎、リウマチ性多発筋痛症などが挙げられます。

膠原病は、関節痛・関節腫脹・原因不明の発熱・レイノー症状・手指硬化など症状が多彩であり、 診断が非常に難しいため専門家への受診が必須の病気と言えます。

当科では、まず膠原病の診断およびそれに伴う臓器病変を正しく評価し、各患者様に応じた治療を行うことを心がけております。

また、関節リウマチに関しては、抗リウマチ薬をはじめ、レミケード(infliximab)、エンブレル(etanercept)、 ヒュミラ(adalimumab)を始めとした生物学的製剤を導入しており、関節破壊が進行する前に早期治療を開始しております。

関節痛や関節腫脹、持続する発熱などがあり、かかりつけの医療機関では診断が難しい場合などの際は、 じっと我慢せずに御予約の上、受診ください。

医師 永井孝治